
2025年6月3日

特定医療法人社団勝木会 やわたメディカルセンター様
2週間かかっていた研修動画制作が、わずか3日に!
忙しい現場にフィットしたWriteVideoの活用事例
医療・病院
導入効果


特定医療法人社団勝木会 やわたメディカルセンター様
やわたメディカルセンターは、石川県南加賀地域に位置する200床の中核病院です。整形外科・循環器内科・リハビリテーション科を中心に、急性期から回復期、生活期まで一貫した医療と介護サービスを提供。健診、リハビリ、地域包括ケアに加え、健康増進施設との連携や在宅支援も行っている。
病院業務の中でも、職員研修や患者説明などにおける情報共有は欠かせません。
とはいえ「動画を作るのは大変」「音声収録が面倒」という声は多く、限られた人だけが担当するという現場も少なくありません。
「やわたメディカルセンター」では、そうした課題を解決するため、AI動画生成ツール「writevideo」を導入。
手間のかかっていた動画制作が大幅に効率化されただけでなく、「誰でも使える」ことへの可能性も感じられていました。
今回は、実際にツールを活用されている事務部庶務課の東出さんと、情報統計部の辻さんにお話を伺いました。
目的
入院中の患者さん向けに、検査・疾患・薬に関する説明動画を床頭台テレビで提供し、理解を深めてもらうため
職員向け研修を動画化し、内容の均質化と教育の効率化を図るため
研修動画作成の負担を軽減し、誰でも扱える仕組みを整えるため
課題
スライドショーのみの提供では視覚・聴覚的に情報が伝わりづらく、理解が不十分だった
音声録音や編集作業に多大な手間がかかり、作業時間が2週間に及んでいた
職員が録音に苦手意識を持ち、動画作成への心理的ハードルが高かった
効果
45分の研修動画が2週間→約3日で作成可能となり、大幅な作業時間の削減に成功
複数のツールを使用していた作業が、writevideo一つで可能になった
AI音声が自然で聞き取りやすく、視聴者アンケートでも高評価を得た
録音作業の心理的負担を削減した
動画制作が簡単になり、他部署からも「使ってみたい」との声が上がるなど、活用の広がりが見られた
導入前の課題
─ 導入前には、どのような課題やお悩みがありましたか?
東出様 院内のテレビシステムを使って患者さんに情報を提供したいという構想がありましたが、当初はPowerPointのスライドを静止画として流すだけでした。しかし、音声や動きがないため「伝える」ツールとしては不十分だと感じていました。
辻様 院内の個人情報保護に関する勉強会動画を毎年担当していて、これまではフリーソフトを使って音声を作っていました。1行ずつ声を当てて、イントネーションを調整しながら進める必要があり、非常に時間がかかっていました。業務の合間や残業時間を使って対応していたのですが、45分の動画を完成させるのにだいたい2週間はかかっていました。細かい作業が多く、精神的にも肉体的にも負担が大きかったです。
導入の決め手
─ 数あるツールの中で、writevideoを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
東出様 昨年の展示会でwritevideoを知り、ちょうど患者向けのテレビに流す動画を作りたいと考えていたタイミングだったこともあり、関心を持ちました。サブスクリプション形式で始めやすかった点や、AI導入についても院内で検討が進んでいたことから、スムーズに導入が決まりました。
辻様 毎年の職員向け研修動画の作成に時間と手間がかかっていたため、「音声を自動でつけられる」という機能に大きな魅力を感じました。AIで音声が自動生成できる手軽さが導入の決め手になりました。
導入後の活用方法
─ 現在、writevideoはどのような用途やシーンで活用されていますか?
東出様 患者さん向けには、疾患や検査、薬の説明などを動画にまとめ、病室のテレビで流せるよう整備しました。専門職が使用していたスライド資料をベースに、私の方でwritevideoを使って動画化しています。
辻様 研修用のPowerPoint資料を取り込み、AI音声を設定して動画を作成するという形で使用しています。今後は個人情報保護研修以外の職員向け研修にも活用を広げていく予定です。
実際に作成された動画
導入後の効果
─ 実際に導入してみて、業務や現場にどのような変化・効果がありましたか?
辻様 以前は2週間ほどかかっていた動画制作が、導入後は業務時間内で3日ほどで仕上げることができるようになりました。もちろん、イントネーションの違和感を直すために漢字をひらがなに変えるといった微調整はありますが、全体の手間は大幅に減りました。音声録音に対する心理的負担も軽くなり、他の職員からも使ってみたいとの声も出てきています。
東出様 患者さん向けの動画でも、音声がついたことで格段に分かりやすくなりました。以前は紙の資料やスライドショーで対応していましたが、今は声で説明が入ることで情報の伝わり方が変わったと感じています。内容を動画として繰り返し視聴できるため、対面説明の補助としての効果も期待しています。
魅力的に感じるポイント
─ writevideoを使ってみて、魅力的に感じた点があれば教えてください。
辻様 一番助かったのは、音声の自動生成と動画の一括作成が同時にできる点です。以前は別々のソフトを使って音声ファイルを作成し、スライドに貼り付けて、さらに録画という工程が必要でしたが、今ではwritevideoで完結できます。BGMの調整も簡単で、作業のストレスが減りました。また、AI音声が非常に聞きやすく、無料ツールにありがちな「不自然なイントネーション」もほとんど感じませんでした。アンケートでも「まるで人が読んでいるようだった」と好評でした。
東出様 writevideoは動画編集経験がない私にとっても親しみやすいデザインで、更にAIの補助があるのも魅力です。使いこなすのにある程度の時間はかかりますが、他の動画制作ツールと比較しても使いやすく感じました。また、操作画面がシンプルで直感的に使えるので、医療の現場でも余計な機能がなく導入しやすいと感じました。
今後の期待
─ writevideoへの今後の期待について教えてください。
東出様 現在は私と辻さんの2人で運用していますが、今後は他部署への展開もしていきたいです。特に、新人研修やシステムの使い方説明など、動画があれば効率化できる場面は多くあると思っています。誰でも気軽に使えるようにして、属人化しない運用を目指したいです。
また、医療向けの機能がさらに充実していくことを期待しています。
辻様 今後は、新たなシステム導入時の操作説明などにもwritevideoを活用したいと思っています。複雑な手順も、動画であればわかりやすく伝えられるので、教育ツールとしてさらに発展できると期待しています。
